初めてマレーシアへ来たのが2012年だった。友人の染色アーティストがPavilion KLで催事をするとのことで、応援も兼ねて、彼のスケジュールに合わせて飛行機のチケットを取ることにした。
Pavilion KLは百貨店ではなくShopping Mallなのだが、KLにある他のShopping Mallと違って、フロアやエリア毎のリーシングに、マネージメント側のコンセプトが感じられ、「ただテナントを入れて、場所を埋めた」という空気は薄く、Luxuaryブランドも織り交ぜながら、海外からの旅行客を取り込むという、Mallとしての立ち位置がしっかりしている印象を受けた。友人の催事も数日間立ち合わせてもらったのだが、来店する人々の、日本のブランドに対する興味・関心も強いことが良くわかり、商品の価格帯や自分たちのオリジナリティを、現地のニーズによりアジャストして伝えることができれば、もっといいものが出来ると、手応えを感じる良い機会となった。
実家が、愛媛県の田舎の小さな洋品店で、いつかは何か自分の事業をスタートさせたいという思いが心の中にあったので、このマレーシア訪問が一つのターニングポイントになったと思う。

